今、楽器演奏が健康という分野から注目を集めています。
一昔前は「楽器演奏は教養のための習い事の一つ」というイメージが一般的ではなかったですか?
当時、楽器を習い始めたいと思った学生時代の筆者、部活の延長程度の楽しみとしてギター教室へ入学、スタートした記憶があります。
幸いにもシニア世代に差し掛かる忙しい生活の中でも、ギター演奏を楽しく続けており、上手いか下手かはともかく・・・キャリアだけは一人前と言えるのではないと勝手に自負しております。
そんな中、近年の健康ブームにより、音楽の分野についても多様な研究がなされ、漠然としていた『音楽が人に及ぼす良い影響』がより具体化され次々と実証されるようになり、教養という言葉以上の産物でした。
『楽器演奏は脳の育成に絶大な効果をもたらす!!』
しかも、『脳は年齢に関係なく発達し続ける!!』
これらの情報はネットでも話題となり、
今や『楽器演奏=育脳』が定着しつつある時代となりましたね。ということで、いろいろまとめてみました。
★楽器演奏が育脳につながる理由
①両手両足全て違う体の動きをする
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右脳と左脳のバランスが向上
②耳を使ってしっかりと聴くという作業をする
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衰える聴力の補助
③楽譜を読み方、テンポや曲想の指定等のあらゆる情報を処理をする
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読解力・理解力の向上
④音符を覚える
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記憶力の向上
⑤演奏で表現するために想像や感情のコントロールが求められる
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豊かな感受性の向上
⑥続けていくと自然に様々なジャンルに接することになる
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グローバルな視野ができる
⑦一人でも大勢でも楽しめる
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バランスの取れたコミュニケーション能力が身につく
このように楽器演奏での脳の使い方は同時にいくつもの作業を自然にこなします。「感じる」「考える」「身体を使う」それが一つになり表現、すなわち自然に脳全体が使われ、脳内のシナプス(回路)ができ上がり、バランスのとれた豊かな脳が形成されるということです。これは科学的に証明され、なんと楽器演奏でしかその現象は見られないと専門家は断言しているほどです。改めてまとめてみると、楽器演奏の素晴らしさに驚きました!!
これから楽器を始めようか悩んでいる方、年齢問わず、最高のおススメです!!
是非、豊かな心、健康で明るい人生の糧としてください。
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